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世紀の大トレード成立

毎度お騒がせしております。。。
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皆さん既に御存知だと思いますが、Phiとの間でL.マッコイとK.アロンソのトレードが合意に達した模様です。
トレードが正式に決まるのはリーグが新年度を迎える現地10日になりますので、まだ正式にはアナウンスされていませんが、ここまで大きく報じられる状況では両チーム間で合意に達したことは間違いないでしょう。
両選手のフィジカルテストという、特にACLの断裂からシーズン全休したキコにとって気になるものはありますが、このクラスのトレード交渉をする以上、予め確認しているはずで、問題は無いでしょう。

1 トレード交渉は20分
このトレードをどちらから持ちかけたかは不明なのですが、トレード交渉は20分で合意に達したらしいです。
事情が違えど持て余していた人材同士で、望んでいた人材をトレードできたという意味では、ほぼ即決に近かったのかもしれません。
話を持ちかけられた方は、「カモがネギしょって来た。」と思ったんでしょうねえ。持ちかけた方も、上手くネギを食わせるカモが見つかったってことなんでしょうけど。

Twitterでは、「オフェンス選手工場のチップとディフェンス選手工場のレックスとの間で起こった面白いトレード」と評し、それぞれの分野でスター選手を要しないコーチが専門外の分野でタレントを欲した結果、という指摘をしているアナリストもいました。

ちなみに、現時点でこのトレードにドラフト指名権がくっつくのかは不明です。一応、Buffalo NewsのT.グラハムは「指名権は無い。」って言ってますけど。


2 Kiko放出の理由
Kiko放出の話は早い段階でファンの間では話題に出ていました。今シーズン、Kikoがいない中でリーグ4位の守備を残したことで、「Kikoいらないんじゃね?」という話から、彼のネームバリューがある間にトレードに出しちゃえ、という発想でしょう。今にして思えば、確かに可笑しな話では無いのですが、そこはKikoに対するファンの期待から、これは単なるネタ扱いでしかありませんでした。
しかし、これがはっきりと具現化されたトレードが起こるとは。。。

まあ、チームが将来のスター候補生をあっさり出した理由は、①マッコイの魅力に負けた。②替わりの選手はいる。③LBに出来上がったタレントは必ずしも必要じゃない。③替わりの選手をFAで取るメドが立った。ってことでしょうか。一部では、隠れた問題(健康面)があるんじゃんねえか?という疑問を持たれていますが、それは無いんじゃないかなと思います。さすがにACL断裂上がりではPhiも徹底的に調べてるはずの話でしょう。

マッコイのようなリーグトップの選手を獲る機会はそうそう無いでしょう。現在27歳で選手の最盛期を迎えていますし、ここ5シーズンで最も数字を叩き出しているRBですので、ランでオフェンス作りを目指すチームとしては捨て置けない存在です。
また、首脳陣には、QBにメドが立たない中ではちょっとやそっとのRBではオフェンスは変えれない、という考えはあったのだと思います。

また、仮に、Kikoを出したとしても、今年Kikoの穴を埋める以上の働きをしたN.ブラッダムとP.ブラウンの存在も大きいと思います。共に今季、100タックル以上を記録した堅実なタックラーですし、Pro Football.Focusではカバレッジで4-3OLBとしてリーグ1,2位の評価を受けるなど、バランスの良い選手で彼らがいればKikoがいなくても問題ないという判断をしたのでしょう。

そして、レックスがいる以上、必ずしも出来上がった選手がいなくても今後、いくらでも育てることは出来るという自信もあるのではないでしょうか。特にLBは、NYJでもD.ハリス、D.デービス、Q.コプルスとしっかり育てていますし、B.スコット、C.ペースなど他チームからひっぱてきた選手もしっかりとハイレベルなプレーをしています。

ひょっとしたら、自身の戦略を熟知しているあの選手を連れてくるメドも立ったのかもしれないです。

3 疑問点
① マッコイはローマンオフェンスにフィットするのか。
最大の疑問はこれ。マッコイは、基本、スピラーのグレードアップ版だと思います。彼らのようなバーサタイルなスキャットバックタイプのRBが、レックス&ローマンがこれまで築いてきたパワーランニングゲームにフィットするとは思えず、違うスキームを構築することになるでしょう。
マッコイのように、横に横に広いスペースでオフェンスを展開するタイプの選手は、これまでのイメージとは真逆のような気がするんですけどね。

②マッコイにどれだけのガソリンが残っているのか。
マッコイは、過去5シーズン、リーグで最もヤードを稼いできたRBですが、その分、その間に蓄積された疲労度は相当なはず。特にここ2シーズンはキャリー数は300回を超えています。
今年で27歳と引退間近という選手ではありませんが、勤続疲労があるのは間違いないはず。プロ入り後、大きな怪我はこれまでには無いようですが、脳震盪持ちのようです。
彼に馬車馬となって働いて貰うというのは、期待すべきではないでしょう。フレディ、ブービー、B.ブラウンと補完役を務める選手はいますので、あまり心配はしていないのですが。

4 トレード後の課題
①OLの補強
マッコイを獲得したことで、今度こそランヘビーオフェンスの形成を本格的に目指すことになります。マッコイをPhi時代同様にフィールドいっぱいに縦横無尽に走らせるためには、強力なランブロックが必要。特に機動力。
レックスも常々「OLからチームを作る。」などと言っているので、FAで一番力を入れるのはこのポジション。インコグニトを獲っただけでは安心できません。
このトレードを成功に終わらせるのはOL次第と言っても過言では無いでしょう。これから10年、チーム、いやリーグを背負う選手と言われたKikoを放出してまで行ったトレードですから絶対に失敗では終われません。

②マッコイの契約
マッコイは2012年に5年45Mという契約を結んでいて、残り3年の契約が残っています。トレードの場合、その契約をそのまま引き継ぐことになります。ちなみに、引き継ぐ契約はこんな感じ。
http://www.spotrac.com/nfl/buffalo-bills/lesean-mccoy/
サインボーナスのキャップヒットがない分、Bufにしてみれば非常に優しい内容になっています。特に、来季以降はベースサラリーが7M前後とこのクラスではかなり安価なものになりますから、チームとしてはこのままの契約でいきたいところかも知れません。
ただ、マッコイ側が新しい契約を要求してくるのはおそらく間違いないはず。RBという寿命の短いポジションからすると、今後大きな契約を結ぶチャンスはそうそう無いでしょうし、モチベーション維持のためにも新チームに契約を求める良い機会になるでしょうから。
ただ、Bufとしても悪い話ではありません。新たな契約を結ぶことによって、自身のキャップ状況に適した契約内容に組み替えることが出来ます。また、2016年以降もBufはキャップ状況が健全と言われていますので、2015年のキャップヒットを抑えるということも出来ます。

③FA戦略
このトレード後のキャップスペースは約17M。RBはドラフティーで賄う計算だったので、この契約は正直、計算外。FAでの要補強ポジションは変わらぬままです。いや、むしろLBはあっという間に選手がいなくなりペラペラなデプスになってしまったので更に増えてしまったのかもしれません。これをどのように乗りきるのでしょうかね。
マッコイだけでなくマリオにも契約のリストラクチャを求めることも考えられます。

5 雑感
ハッキリ言うと現時点ではこのトレードは評価していません。果たしてマッコイが今のBufに必要な人材だったのか疑問に思いますし、選手やサラリーのバランスから言って、やはりRBはドラフトで賄うべきだったと今でも思います。もちろん個人的にKikoが好きだったのもありますけど。

とはいえ、それを凌駕するほどマッコイが戦力として魅力があるのも事実なわけで、このトレードは絶対に失敗できません。仮に失敗に終わるようだと、H.ウォーカーのトレードのように後世まで語り継がれ、せっかく盛り返しつつあったチームの歴史に再び暗い部分を落としてしまいます。

トレードなんてのはどうなるものか分かりません。Bust同然でトレードで獲ったJ.ヒューズが2年後にはFA市場の目玉になるくらいですから。まあ、こういうトレードって大概、ネームバリューのある方が失敗するって法則ではあるんですが、これはもう成功すると信じるしかありません。

ひとつ、明らかなことはチームが「Now Must Win Mode」にあること。マッコイを獲ったということはそうなんでしょう。
ひょっとしたら来週解禁となるFA市場では更なるビッグスプラッシュが待っているかもしれません。

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| buffalo bills | 23:21 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

プレーしたのはたった1年ですけど、その1年が眩しかっただけに、Kikoが居なくなるのはショックですね…。

なんというか、まるでラスト1ピースを埋めにいくトレード、というような印象を持ちました。

実際はラスト1ピースどころか…いや言うまい。

ディフェンスが揃ってる今こそ!今年勝負!ということですか。
なんにしても、McCOYを取ってしまった以上「去年のメンバーをベースに+McCOY」では済まない訳で、目指す処に到達出来るメンバーを積極的に集めるんでしょう。
…そんなビルズ見たこと無い、怖い(爆)

目指す処が2000年代初のポストシーズンなのか、あくまで狙うは頂点なのか?
前者なら大ナタに現時点では懐疑的な気持ちになりますし、もし後者なら別の意味でフロントの正気を…おっと(失礼)

シーズンが終わった時に「完璧な初手でした。ごめんなさい」と土下座したい。
いや、させて下さい(涙)

| iggy12 | 2015/03/05 05:24 | URL | ≫ EDIT

まあ、数年前からの本気モードがようやく身を結び始めましたし、オーナーも変わったことなんで、勝負に出るつもりなんでしょうねえ。
レックスも早いうちにNYJを見返してPatsを倒したいでしょうから。

マッコイのトレードはチームの将来と引き換えに直ぐに結果を出したいという現れでしょうから、彼を中心としたオフェンス構築に全力を注ぐことになるでしょうねえ。

| びるずだいなすてぃ | 2015/03/05 21:34 | URL |

元ビルズのQBのフィッツパトリックがジェッツ入りのようですね。
ただ、ビルズもフィッツパトリックがプレーしてた頃とはかなり
チームは変わってるでしょうから、情報面ではそれ程期待はできないかも。

| 江戸川橋博士 | 2015/03/14 15:17 | URL | ≫ EDIT















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