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トレードと5年目オプションとルーキープール

昨日の記事でチームのAプランがP.リンチ(QB,Memphis)の指名ではないか?ということを書きましたが、同時に言われているのがそれは煙幕だということ。
つまり、リンチを狙う素振りを見せて、実は狙っているのが別にいる。リンチを餌にして、それを引き出そうとしているのではないか?という作戦。

これはトレード戦術においてよく使われる手法で、ドラフトが近づくにつれ「〇〇が△△を狙っている」という情報が飛び交い、各チームはそれを見極める必要があります。


1 本命はトレードダウン?
その煙幕説が当たっているとしたら、その本命は「トレードダウン」ではないかと思います。

うちのD.ホエリーGMがトレード大好きなのはファンなら御存知のはず。彼がGM(実質的なGM権限を与えられていた2013年ドラフトも含む)になってからの3年間で、実に11件のトレードを決めています。
先日も、「BufがCleに対しトレード(全体2位指名権)の接触を図った。」という話が流れました。ホエリーはこの話を否定しましたが、同時に「欲しい選手を獲るためなら何だってする。」と言っていて、自らのポリシーを改めて明らかにしています。

今年のドラフト戦略について、ホエリーは「トレードアップよりもトレードダウンの方が可能性が高い。」と言っています。昨日の記事でも書きましたが、今年は中位クラスに即戦力を見込める選手が多いため、この辺りの指名権は大切にしたいはずで、むしろ、増やしたいと思っていても不思議ではありません。

実はこの戦術。2013年のドラフトに使っています。その年のドラフトでは、明らかにQB狙いだったにも拘わらず、ドラフト直前になってW.VirginiaのT.オースティン(WR)を狙っているという情報が出回りました。で、その結果、同じくオースティンを欲していたStl(現L.A)との間でトレードダウンをまとめ、2巡指名権を増やすことに成功しています。

トレードダウンはどのチームも狙う戦略で、トレード好きなファンの間では特に好まれますが、現実的にはトレードアップよりも難しいと言われています。
ただ、その中で「17-20位」のレンジが一番トレードダウンしやすいホットスポットという指摘もあるようです。このレンジというのは1巡相当の選手がいる最後のエリアで、それ以降になると2巡相当の選手になるからということだとか。特に、21位以下は前年のプレーオフチームとなり、戦力的に充実しているチームが多く、量よりも質、ラストピースを獲ることを狙っているチームが多く、それらのチームが無理せず届くのがこのエリアとのことです。

ちなみに、前述の指摘をしたこの記事では、今年は20-25人の1巡相当の選手がいるという評価とのこと。特に、QBはリンチを逃すと1巡で指名できそうな選手はいないです。Bufの直後にはリンチ指名の可能性も高いNYJがおり、1巡下位のAriやDen、2巡上位のCleなど、QB指名の可能性があるチームはBufが最後のトレードパートナーと考えてもおかしくないでしょう。

2 Fifth Year Option
そのトレードの際に影響しそうな要素として考えられるのは、「Fifth Year Option」です。これは2011年の労使交渉の際に決められた新人選手の契約に関する決まりで、ドラフトで指名された選手の契約期間は、1巡指名の選手が5年間、2巡以降指名の選手は4年間に統一されました。
但し、1巡指名選手は5年目の契約を行使するかはチーム側に権限が与えられていて、4年目のシーズン開始前に各チームは対象選手の5年目の契約を行使するか否かを判断する必要があり、これが「Fifth Year Option」です。
ちなみに、現在、2013年に1巡指名された選手の5年目オプションを行使するかを各チームが判断する必要があり、今年の締め切りは5月2日となっています。BufではE.J.マニュエルが対象となっていますが、現時点では行使の有無はまだ明らかにしていません。まあ、ほぼ行使は無いでしょうけど。。。

そして、この5年目オプションについては、サラリー金額もフランチャイズ選手同様に決められていて、全体1~10位指名の選手は、各ポジションのリーグTop10の平均サラリー、11位~32位指名の選手は各ポジションのリーグ3~25番目の平均サラリーとなっています。
ちなみに、2013年の指名選手の5年目オプションによる2017年のサラリーは、こんな感じ。
http://www.cbssports.com/nfl/eye-on-football/25560358/agents-take-a-team-by-team-guide-to-fifth-year-option-decisions

この5年目行使はチーム側にとって非常に有利なものとなります。4年目までに実績を残した選手とは大型契約を結ぶことに1年間の猶予を与えられますし、実績のを残さなかった選手はデッドマネーなしに放出することが出来るからです。特に、QBなど、新人契約からのステップアップにメガ契約を結ぶことが必須のポジションは大きな違いです。IndのA.ラックは本来であれば、リーグトップクラスのサラリーを手にしてもおかしくないですが、5年目である2016年のサラリーは約16Mで、これはリーグで16位に過ぎません。

つまり、これを利用して、2巡指名でも獲れそうな選手を1巡に挙げて獲ろうとするチームが出てもおかしくないということ。2014年に1巡32位指名されたMinのT.ブリッジウォーターはこれを利用したものだと言われています。

また、お気づきのようにTop10で指名する選手とそれ以降の選手のサラリーは大きく違ってきます。例えば、2013年の指名選手で言えばQBは6Mも違うわけで、これが、リンチのTop10指名がないはず、と私が考える理由になっています。

3 ルーキープール
ちなみに、入団4年目までの各選手のサラリーは指名順位によってポジションに関係なく決められています(ルーキープール)。キャップヒットに影響するTop51に入ってきそうな1-3巡の選手のキャップヒット額も指名に影響しそうですので、チェックが必要です。

ちなみに、うちの現在の51番目のサラリーは0.6Mとなります。
Bufのドラフト指名選手のキャップヒット(ルーキーキャップ)は、1巡が1.86M、2巡が0.86M、3巡が0.68Mで計役3.3M。ここまでがキャップヒットに関わる選手。ここから、現在49-51番目の合計サラリー1.8Mを引くと、1.5M程度で、これがドラフトで必要になるキャップスペースとなる計算です。
overthecap.com/draft/


通常は、Top10前後の指名順位が多いBufですが、今年はトレードダウンをするには絶妙のポジションで、特に、比較的安価でQBを5年間キープできる指名順位ですので、リンチがスモークスクリーン(煙幕)の材料に使われているというのは、十分あり得る話かなと思います。

NYJやDenなどのQB状況が良くないのも、Bufにとっては良い材料となるかも知れないですね。
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