Was戦速報
試合は,最後の最後にリンデルが逆転FGを決めて17-16で大逆転勝利をおさめました。
残り時間56秒,タイムアウト無し,自陣22Yから,という困難な場面から,QBのエドワーズはわずか3プレーで45Yを進めて一気にFG圏内に。しかしながら,この時点では51YのFGトライということで,リンデルを持ってしても成功は微妙と言える距離となりましたが,ここでWasがボーンヘッドを犯してしまいました。
Kへのプレッシャーをかけるために直前でタイムアウトをかけるという今やNFLでは常識となった”姑息な手段”をとったわけですが,2回連続でこれをしてしまったためアンスポーツマンライクコンタクトを取られてしまい,Bufは難なく15Y前進,こうなりゃオートマチックリンデルが外すわけがありません。
雨が降っていたため,果たしてこの反則がなかったら決まっていたかは分かりませんのでWasとしては痛恨の大失態となってしまいました。
私は知らなかったのですが,同じプレー前にタイムアウトを2回連続でとると反則をとなるんですね。前までは無かったような気がするのですが,ひょっとしたら最近,この作戦が常套化していますのでリーグが規制をかけたのかもしれません。大ベテランのギブスが知らないわけないと思いますので。場合によっては,波紋を広げるかも知れませんね。(どうやら前からあったみたいですね。勉強不足でした。すんません)
しかし,勝敗はともかく,あの状況でFG圏内まで持っていったエドワーズには賞賛の声を送りたいと思います。エドワーズはTDこそ決められなかったものの,相変わらずの安定ぶりを試合通して見せていました。まともなプレーコールを送れるOCだったらもっと効果的なオフェンスリードが出来ると思います。ただ,ロングパスのコントロールはイマイチなところがありますので,このあたりは課題です。ただ,彼は見ていて安心します。なんとなくオフェンスが進みそうな雰囲気があります。
ただ,今日のMVPは先発RBのF・ジャクソンでしょう。ラン,レシーブ共にチームトップの成績を残し,期待に応えました。ランでは平均5Y超でしたし,レシーブでもショートパスから54Yというロングヤードを稼ぐなど八面六臂の活躍ぶり。ボールセキュリティーもしっかりしており,リンチの負担を軽減してくれそうです。
課題は色々とあった試合ですが,とりあえず勝ちました。Was選手の気合いは相当なものがあり,ファンの興奮ぶりも凄かったです。この状況下で冷静にプレーして結果を残した二人の若手選手は素晴らしいです。
これで再び5割に戻しました。プレーオフの望みは僅かながら未だ残っています。
| buffalo bills | 06:50 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑
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