改・ウミウシな人~Buffalo Bills応援ファンブログ~

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新体制について

懸案だったコーチ陣刷新がようやく決まり,公式に発表されました。


既報の通り,T・ShonertがQBコーチからOCに昇進した他,S.KuglerがOLアシスタントコーチからOLコーチ,AVPがOffensive Quality Control コーチからQBコーチにそれぞれ昇進しました。空いたスポットであるOLアシスタントコーチとして,Was,SF等で活躍したR.Brownが新たに加わりました。Brownは選手生活20年のうち13年間先発(OG)として活躍し,プレーオフ最高齢先発(40歳)という偉業を成し遂げています。ジョーロン自らが面談をして入閣させました。
そして,RBコーチのE・Studesvilleには,肩書きにRunning Game Cordinaterという役職が加わりました。

Brownの入閣を除いては,全てが予想通りです。
今回,昇格したうちAVPを除く3人はいずれもジョーロンと繋がりの深い人です。ShonertとKuglerはジョーロンが連れてきた人。StudesvilleはジョーロンがHCになる前からBufにいますが,ジョーロンがChi時代にOffensive Quality Control コーチとして一緒に仕事をしています。
前任OCのフェアチャイはムラーキー前HCが実質呼んだ人でしたので,ジョーロンはようやく自分の人脈での組閣を果たしたことになります。
Kuglerは,これまで主にOT担当でマクナリーとほぼ同等の立場にあったようで,こちらはあまり心配ないと思います。まあ,OLは既に仕上がりつつありますので,それをより強固なものとすることが求められていることになります。

ただ,ランニングゲームコーディネーターというのは何でしょう???初めて聞くんですけど,こういうのってよくあるんでしょうか?まさか,OCまで分業制にするこたぁ,無えでしょうねえ。確かにShonertはQB一筋ですが,,,上手くいきますでしょうか?

さてはて,Shonertは就任に当たって,「
今シーズンとは違うオフェンスをする」とブチあげ,フェアチャイのシステムをそのまま引き継ぐことはないことを明らかにしました。
いくつかのポイントを上げると次のような感じです。

【2Backシステムの採用】
2Backというのは,リンチ&ジャクソンではなく,FBを常時使うということ。今シーズンは,いわゆる”Hバックシステム”の導入を試み,純粋なFBはRoster上に存在せず,Iフォーメーション等のFBが必要な場合でもTEのR・ニューフェルドやR・ロイヤルを使うなどしていました。
しかしながら,Shonertはこれが「失敗だった」と認め,来季はTEとFBの役割を今季よりも明確にするオーソドックスなシステムに戻すようです。
Shonertが前にBufでQBコーチをしている頃は,プロボウルFBのS・ギャッシュがいてリーグNo.1の守備をバックにOCのJ・ペンドリーがコンサバなランオリエンテッドなオフェンスの元,リーグTop10内のランニングオフェンスを展開していました。彼にはその頃の上手くいっていた印象が強いようです。

それを受けてチームは早速,前NYJのD・バーンズと契約し,オフェンス改革に乗り出しています。
バーンズは,典型的なブロッキングFBで,これまでのスタッツはというとランで10Y,キャッチで87Yのみ。プロ生活6年で在籍チームはBufで5球団目となります。彼のキャリアハイライトは2004年のDal時代,10試合に先発しました。
今シーズンはNYJに在籍し,中盤まで先発出場していましたが,チームがパス重視の1バックシステムに変えたことにより出場機会が激減し,11月末にカットされていました。Bufは木曜日にWorkoutを行ったうえで契約を決めたようです。

ただ,これで来季の先発FBは決まりというほどの選手ではないため,まずはオフプログラムやキャンプで使えるかどうかを試すことになるでしょうね。
しかしながら,正当FBを使うということ自体は大いに歓迎するべきだと思います。リンチのプレースタイルはSDのLTと同じで,1バックFタイプではありません。LTがFBのL・ニールのブロックによってどれだけヤードを稼いでいるかを考えたら,リンチにブロッキングFBを付けるということは,大いにプラスに働くと思います。
先日,前OLコーチのマクナリーが明かしていましたが,チームは今季,ゾーンブロックの割合を減らしたようで,それがリンチに関しては功を奏したとのことです。
OLが予め決められたホールを造り,そのレーンをRBに走らせることを目的とするアサイメントブロックに対し,RBのデイライト能力を期待するのがゾーンブロックですが,カットバックを常用化せずスピードを落とさずにレーンを走るスタイルのリンチには,前者の方があっていたようです。(マゲは真逆でした。)
つーことは,リンチにとってはブロッカーがひとりでも多くいた方が走りやすいということが言えるのではないでしょうか?
まあ,なかなか優秀なブロッキングFBというのはリーグにも数えるほどしかいませんので,FAでの補強は厳しいかも知れません。今年のドラフトには二人ほど良いFBがいるようですが指名はありますでしょうかねえ?

【エドワーズに積極的なオーディブルコールを使わせる。】
今シーズン,エドワーズにはオーディブルコールの権限は与えられていませんでした。彼がスクリメージでスナップ前にオフェンスに指示をしていたのは守備リードのみでプレーを変えるまでの権限は与えられていませんでした。しかしながら,来季は,積極的にオーディブルコールすることを求めるようです。
Shonertがプロ生活の殆どを過ごしたCinは,当時S・ワイチの元で元祖ノーハドルオフェンスを展開していました。その元でしっかり修行を積んだShonertはある意味,専門分野と言えるでしょう。事実,彼がNOのQBコーチ時代,ノーハドルオフェンスと2ミニッツドリルでのプレーコールを任されていたようです。(つーか,ノーハドルでプレーコール出来るの?)

【リンチへのパスプレーを増やす。】
今シーズンは,開幕前はレシーブ力にそれほど期待の出来ないA・トーマスとの併用を基本としていたことに加えて,リンチに必要以上の負担をかけないため,リンチへのパスをデザインされたプレーというのは極力減らしていたようです。元々,レシーブ力にも定評のあったリンチですが,まずはランに専念させるという意図があったとのことでした。
しかしながら,既に大黒柱となったリンチには,より一層の働きを求めたいということと,バックアップのジャクソンはリンチ以上にレシーブ力が期待できるということもあって,来季はRBへのパスを目的としたプレーを増やしていきたいと考えているようです。

まあ,こちらも当然でしょうね。エドワーズはこういったパスを得意としていると思いますし,上手く使えばオフェンスに幅が出るはずです。来季は,K-Gun時代に多用していた1バックからRBをモーションさせてFLポジションにセットさせる(エンプティバック)という戦略や初めからスロットやスプリットバックの位置にRBをセットさせるというような戦略も見られるかも知れません。
ちなみに,サードダウンでのリンチ起用機会を増やすという考えも明かしています。リンチはプロ入り前にはスタミナ面が心配されていましたものの,シーズンではリーグ1位の1試合平均キャリー数を記録し,その心配が解消されたことで来季は遠慮無く働いてもらう(爆)とのことでしょうか。まあ,くれぐれも壊れないほどに使ってくり~。

【エヴァンスを中心のパスオフェンスを構築する。】
Shonertは,エヴァンスのプレーメーカー能力を高評価,エヴァンスを守備の磁石役にするのでは無く,いかにオープンにさせるかということを考えなくてはならないと強調。エヴァンスありきのオフェンスプランを構築するつもりであることを明かしました。
これは,思いっきり前任者の働きぶりに対する皮肉と考えるのは,私の性根が腐っているから??それはさておき,エヴァンスと同じようなタイプのS・スミスやS・モスは同じような状況でこれが出来ているので不可能ではないでしょう。

【ショートヤードの取り方でもっと頭を使う。】
まあ,本人はそういう言い方はしていませんが,頭の中はこういうことだと思います。
今シーズン,3ダウンや4ダウンでのショートヤードは,殆どがQBスニークやリンチのアイソ的なパワーラン。正確に調べてはいませんが,数字で出せば,おそらく9割とかそういう数字が出てくると思います。まあ,私のようなド素人でも読めるくらいですから相手チームは当然読めてるはずで,その結果,3アンド1~2のオフェンス成績はリーグのケツから3番目。
これについて,「ショートヤード取るのに,何でもかんでもタイトフォーメーションでレシーバー減らしてブロッカーを増やしぃの,デカイやつ並べぇのして,数で圧倒してたら良いってもんじゃない。今年はそうやって失敗したんやから,来年はもっと考えなアカン」というようなことをShonertは言っています。
デカイやつを獲るのは良いことなんですが,それは横にではなく,とにかく今は縦にデカイやつでお願いします。まずは,190センチ以上のWRとTEをひとりずつ,用意してくださいな。

まあ,今の時期は何とでも言えますし,全てが出来るとは誰も思っていません。
ただ,前任者のように,某アナリストに「うちの小学生のガキでもプレーコールが読める」などと揶揄されたようなことだけにはならないように。。。
蛇足ですが,Shonertはエドワーズと同じスタンフォード大出身で,彼のカレッジ時代のHCは,かのB・ウォルシュ。既にウォルシュが導入していたウエストコーストオフェンスの元でプレーしています。彼の下地はWCOということになるかもしれません。
とにかく,今シーズンのような今や日本の学生フットボールでもやらないような,ラン,ラン,ショットガン,パントという「Simple is Best」というオフェンスはやめていただきたい。コンサバスタイルなオフェンスは嫌いではないですが,それならそうと,もっと考えたプレーコールを期待したいです。

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COMMENT

>ただ,ランニングゲームコーディネーターというのは何???初めて聞くんですけど,こういうのってよくあるんでしょうか?まさか,OCまで分業制にするこたぁ,無えでしょうねえ。
 ウチもそれと同じで、マーツ後任のOCにOLコーチのジム・コレットが就き、WRコーチのキッピー・ブラウンがアシスタントHC兼パッシングゲームコーディネーターに昇格するオフェンス二頭体制。
http://www.detroitlions.com/document_display.cfm?document_id=467689
ちゅるサンも
>OCをヘッドコーチが兼任して誰も置かないというのは聞いた事がありますが、2人体制というのは初めて聞きました。大丈夫か?
 と仰ってます。

①チーム造りの基礎となるポジションに若い有望株が揃っている
②OWの情熱と哲学が未だ健在(少なくとも40年以上GMに丸投げ状態の惚奴翁に比べれば天と地)
③これまでいたGMが、カリスマとカス(カスは未だいる)
この3点がウチとBufは違います。
しかし、次の2点は同じ。
④OWが老境にあり実質的に球団を仕切る有能な人材が必要
⑤ジョーロン(ワイズマン)と鞠練(熱血漢)、両者とも有能なコーチだがカリスマではない。(SB連覇でもすりゃベリチックのようになるんだろうが)

権限分担→責任所在不明→命令系統混乱→組織崩壊とならなきゃいいんですが・・。
びるずだいなすてぃサンには釈迦に説法でしょうが、そのくらいOW/GM/HCトップリーダーの情熱・哲学・統率力・識見&鑑識眼は大事。これを欠く組織だとNEでもオールプロ選手でも勝ち切れんでしょ。

| Liger | 2008/01/19 08:50 | URL |

Ligerさん,コメントありがとうございました。
そういえば,確かにDetはそういうことになったんですよねえ。そのニュースを聞いて「おいおい,大丈夫か」と人ごとながら心配したことを思い出しました。まさか,それが我が身に降りかかろうとは(爆)。。。
御指摘のとおり,ジョーロンは再建期にあるチームにはうってつけのHCだと思います。ただ,決してSBチャンプななれるほどの哲学のある人ではないので,やはりプレーオフが限界かと思います。ですので,プレーオフレベルのチーム作りを作ったらさっさと勝てるHCに禅譲して欲しいかなと。。。
ただ,勝てるHCって,リーグでも殆どいないのが現状。カウアーやマーティもその分類にははいらんでしょうねえ。
まあ,そんなことを言い出したらベリチックとかB・ウォルシュしかいないのですが。。。

>びるずだいなすてぃサンには釈迦に説法
滅相もないです。私のは記事を読みあさっての受け売りですから。。。多くの方にコメントいただいて,もっと勉強していきたいです。今後ともよろしくお願いします。

| びるずだいなすてぃ | 2008/01/19 09:53 | URL |















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