改・ウミウシな人~Buffalo Bills応援ファンブログ~

NFLのbuffalo billsを気ままに応援するブログです。ビルズダイナスティ復活まで気長にやっていきます。。。

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

【シーズン総括】今季の収穫と残された課題4

さて,2011シーズンを総括する第4弾。今日は守備をまとめて。


【リーグ26位】
個人的には,シーズン前,かなりの守備上昇を期待していましたが,結局のところ,リーグ26位に終わり,全くの期待外れでした。
タレントレベルで言えば,M.ダレウス,N.バーネット,G.ウィルソン,鳥人など,かなり優秀な選手が揃ってきた印象なのですが,全体としてはとにかく,試合によってムラがありすぎたという印象。特にブリッツスキームが填まり,Bigプレー連発が出来たときの試合は素晴らしかったのですが,全体的にはザル状態でした。
あとは,怪我人。カイル君の離脱は痛すぎました。
結果,チームが沈んでいった中盤以降は,守備で序盤に大量失点を許し,オフェンスが深みにはまっていったという試合も多く,やはり守備の建て直しは急務の状態。
シーズン終了後,チームはDCのG.エドワーズを解雇,新DCのD.ウォンステッドと共に再出発することになりました。

【3-4守備導入】
2年前のコーチ陣再編の際,チームはそれまでのタンパ2仕様の4-3スタイルから,3-4守備中心に移行することを決め,エドワーズにその任を託しました。名目上は,3-4と4-3を併用するハイブリッド方式という触れ込みだったのですが,その後の戦力補強を見ても,明らかに3-4重視だったことは否めないでしょう。 (そもそも,多くのチームが多かれ少なかれハイブリッド方式なんで,「ハイブリッド」を強調している時点で迷いが見られていると思うんですけどね。)

しかしながら,それまでに導入していたタンパ2からの振り幅があまりにも大きすぎました。
タンパ2では,パスラッシュをDLが担い,LBはパスカバーに重きを置かれるという特徴があります。そのため,DLはサイズよりもスピード重視でランDには弱い,LBもパスカバーが出来る小型でスピード,クイックネスが求められます。一方,3-4守備は,DLがOLをコントロールしOLBがパスラッシュ,ILBはDLとのコンボでランを止めるというのが基本となり,そのためDLとILBはスピードよりもサイズ,OLBはパスカバーよりもパスラッシュが求められます。

また,DBも同様に対照的な役割。タンパ2では,CBはレシーバーをディープゾーンに容易に行かせないためのルート守備,Sは二人ともディープゾーンを守れるパスカバー能力が必要でスタイルとしても前線には殆ど出てくることはありません。
まあ,CBは,最近はフィジカルな守備に対する規制が厳しいためか,マンカバー的なプレーが基本となっているような感じですかね。
一方の3-4では,CBはディープまでカバーできるマンカバー能力,Sは積極的に前線に出て来ることも多く,パスカバーだけでなくランサポート能力やタックル力も求められます。

当時のBufと言えば,DLにA.ショーベルというサックアーチストがいて,カイル君も伸び盛り,MLBにはパスカバーに長けていたP.ポズラスニーがいました。それ以外の選手も,タンパ2仕様のスピードタイプの選手を揃えており,3-4向きの選手は殆どいませんでした。

【3-4重視の戦力補強からハイブリッド重視の補強へ】
こんな状況での3-4移行だったわけですが,チームは即効性よりも根本的な部分からの3-4導入を始めたように思います。
まず,FAでは,DLでD.エドワーズ,LBでA.デーヴィスを補強し,シーズン途中,S.メリマンをウエーバーから獲得しました。どの選手もプロでは3-4守備の経験しか無い選手でした。
一方,ドラフトでは,2,3巡でT.TroupとA.キャーリントンという3-4向きと言われた選手を獲得,下位でも3-4OLBへのコンバートを見込んで,(大学時はDEだった)A.モーツとD.バッテンを獲得しました。
FA3人が3-4守備の伝道師的役割,ドラフト組が将来性重視の選手を指名していることからも,この時点では長期的な3-4での守備建て直しを考えていたことが伺われます。

1年目のシーズンは,それまでの選手の3-4での適正を図ったような感じだったと思います。その結果,Pozという若い守備リーダーを失いました。これにより,2年目は,いよいよ3-4守備に本格的に移行するのかと思いきや,早くもその考えが微妙に変わってきたように思います。
FAでは,バーネットとK.モリソン,ドラフトではダレウスとK.シェパードを補強しましたが,4-3のみの経験しか無いモリソンを除いては,いずれも3-4でも出来そうだが,むしろ4-3の方が力を出せるという評価の選手たちでした。
また,2年目での大きな動きと言えば,ウォンステッドのスタッフ加入。彼は,4-3守備フィロソフィーの持ち主で,Dal,Chi,Miaなどで,その手腕が高く評価されていた人です。
これらの結果から見ても,4-3守備を捨てきれない姿勢というか,将来的には4-3守備に戻すという選択肢があり,3-4への移行を進めるどころか,2年目で早くも3-4を諦めたかのような感じに受け取れます。

【3-4守備が浸透しなかった理由】
結局,この理由として考えられるのは人材不足とそれに伴うBuf流スキームが上手く行かなかったことということでしょうか。
Buf流3-4は,3人のDLがパスラッシュを担当し,ILBがランをガッツリ止めるという(ベーシックな3-4とは違った)感じで,こういうスキームを採用したのは,結局,チーム一のタレントであるカイル君のパスラッシュ能力を活かそうとしたのが理由だったのでしょう。
しかし,これは全く上手くいきませんでした。ランではパスラッシュ重視のDLが全く止められず,ILBにもタレントを欠いてのダダモレ状態。また,パスDでも,カイル君が怪我で離脱したのも大きく影響しましたが,DL3人では十分にパスラッシュがかけられなかった上,パスラッシュのキーを握るOLBは話にならないレベルでした。結果,ラインメンをもう一人増やし4-3でのプレーが多くなっていきました。
まあ,こういうスキームもアリといえばアリと思います。Patsの3-4はそんな感じですし,Bufの黄金期もそんな感じでやっていました。
とはいえ,このスキームではやはり,ブルース親父とかシーモアだとか,一人でブロッカーを複数引きつける選手がいることが必要でしょうし,ILBが何よりしっかりしていないといけないでしょう。そういう人材がBufには現時点ではいません(ダレウスにその可能性を感じますが。)。

結局のところ,カイル君を活かすなら4-3のままだろ,とか,3-4でもDE起用で置石系のNTを何が何でも補強すべきだっただろうと言えますし,そもそも,なんで3-4導入したの?ということが言えますが,当時,3-4導入を「伝統守備が戻ってきた!」と喜んでいた小生には攻めることは出来ません。(T-T)

【4-3の再導入】
とはいえ,4-3に戻すことに異論はありません。戻す理由としては,まずはウォンステッドがDCであるということ,現在の人材では4-3の方が良い結果が出そうなこと,ということなんでしょう。
 
そもそも,B.ニックスは確固たるシステムやスキーム絶対主義ではなく,タレントレベルで評価した選手やコーチをとり続けていたら,こんなことになっちゃった,じゃあ,4-3に戻そうかという感じだと思います。

ヘタに拘るよりも,早期に対応したということで,賢い選択だと思います。

【Wannyが語る守備プラン】
ウォンステッドは,DLによる4メンラッシュがスキームの基本としたいと思っているようです。DalやMiaでもそんな感じだったし,現在のチームベストのタレントであるダレウス&カイル君を中心に作るのは賢明な判断です。ウォンステッドにとってはやりやすい状況が整っているかも知れません。

ウォンステッドは,MLBとしてシェパードを高く買っていること,バーネットのアスリート力はWLBでも十分に通用すること,4-3でMLBとSLBの経験があるモリソンと再契約して欲しい(UFA)と語っていました。  

また,「パスラッシャーとスピードのあるLBが欲しい。」と語っており,これから察するととタンパ2仕様に近い形になるでは無いかと思います。ウォンステッドのDal時代の印象は,強烈なDLのパスラッシュとがっしりした豆タンク系のLBでランを止める,という印象で,前者はC.ヘイリーやJ.テイラー,後者はK.ノートンやZ.トーマスがいました。
そうなると,やはり何が何でも欲しいのはエッジからのパスラッシャーということになるのでしょう。

一応のところ,3-4と4-3のハイブリッドを引き続き導入するようなことを言っているようですが,3-4中心でのハイブリッドと4-3中心でのハイブリッドは随分と違うような気がしますし,求めている人材からすると,3-4は極限定的なプレーに限られるでしょうね。

【補強と人員整理】
ウォンステッドの現時点での先発構想は,こんなメンツになるようです。
DE C.ケルセイ/メリマン
DT カイル君/ダレウス
SLB A.モーツ
MLB シェパード
WLB バーネット
CB A.ウィリアムズ/L.マクケルヴィン/D-Flo
SS G.ウィルソン
FS 鳥人


現時点で明らかに足りないのは,両DEとSLB。正直なところ,ケルセイとメリマンでは,それほどの上積みは期待できないので,ここは是非ともグレードアップを図りたい。FAでは,マリオ,C.アブリル,R.マシス,J.エイブラハムあたりがその候補になるんでしょうけど,現実的では無いでしょうから,やはり基本はドラフトでの指名でしょうか。
現有戦力ではキャーリントンはカレッジ時代は4-3DEだったようで,5テクであるのは間違いないので,まずは様子見でしょうか。
SLBも,モーツの先発というのはあまり魅力を感じません。個人的には,彼のパスラッシュ能力を前面に出したパッシングダウンでのDE専属なんかで起用するべきだと思います。
そうなると,コチラも補強が必要。比較的,即戦力になりやすいポジションなんで,ドラフト上位指名で良いかなと思います。
CBもウィリアムズは期待できそうですが,D-Floの動きに陰りが見られ,マクケルヴィンも相変わらずなんで,先発クラスをもう一人欲しい。Routt,獲れたら大きいんですけどね。

次に切られそうな選手。まずは,DEのD.エドワーズ。4-3DEとしてプレー出来るほどのスピードはなく,そもそも3-4DEとしてのプレーも極平均的です。彼を切ることにより4M程度抑えられるようなので,まず間違いなくサヨウナラでしょう。
S.ジョンソンも同じような感じです。彼の場合,パッシングダウンでDTに入ることも出来ますが,同じようなキャラのキャーリントンもいますし,そもそも先発二人がそういうタイプなんで単なるデプス要員扱いになりそう。そういう選手に3Mのサラリーは高すぎます。彼を切ると3.5Mセーブできますので,かなりやばそうです。
一番微妙なのはメリマン。彼のリーダーとしての存在は非常に大きいですが,4-3でのプレーは初めてです。一部ではパスラッシュ専門になるのでは?などと言われていますが,彼を切れば5M程度セーブできます。
一応のところ,ニックスは残すと言っているので,それが基本なんでしょうけど,FAで先発クラスのDEが獲れれば,切られる可能性も残していると思います。
DB陣で言えば,T.McGeeもほぼ確実。Routtを獲れればその時点で,獲れなくても他の選手を獲るのは間違いないでしょう。ちなみに,彼を切った場合,2.1Mセーブできます。

以上で,シーズン総括は終了。なんだか,ポジションレビューとも内容が被ってそうですけど,次回からはポジションレビューに移ります。
スポンサーサイト

| buffalo bills | 13:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://umiushinahito.blog83.fc2.com/tb.php/804-20b90d90

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。