改・ウミウシな人~Buffalo Bills応援ファンブログ~

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【2012 Draft Class】2巡41位 C.Glenn

ドラフトで二人の有望なCBを指名した煽りでしょうか,D-FloことD.Florenceがカットされてしまいました。
Pro Football Focusによれば,昨シーズン,D-Floサイドに投げられたパスの成功率は60.3%,パスレート103.3,714ヤード&6TDを許すなど,ボコスカにやられたわけで,今年で31歳になることもあって,当然といえば当然なのですが,非常に好きな選手だったので,結構ショックです。

D-Floは,昨年のPats戦でのPick6など印象に残るプレーも多く,チームにおける存在感は抜群でした。チームのことも,とても愛しており,カットが報道された後には,こんなtweetもしています。

"Business is Business no feelings move on and continue to grind Thanks for all the support #billsmafia the Grind Continues."

あた,個人的な話ですが,D-Floは私のtweetに対し,返信をしてくれた数少ない選手の一人で,思い入れもありました。

ありがとう,D-Flo!あなたがファンに見せてくれた思い,情熱を私は忘れない。

新天地での活躍を祈りたいと思います。


【指名評価項目について】
略字判定項目A<>E
ポジションニーズニーズにあった指名か。適<>不適
ピックバリューお得な指名(予想指名順位よりも遅い)か。高<>低
戦略へのフィットチーム戦略にフィットする選手か。高<>低
即戦力初年度からの活躍が期待できるか。高<>低
将来性将来性はあるか。高<>低
管理人の総合評価管理人の独断評価。好<>低

※各項目の評価は,管理人の独断と偏見です。

2巡41位 Cordy Glenn
nfl_a_glenn_wm_600.jpg 


#71の選手(LT)がC.Glenn(ちなみに,彼が主に対峙している
#99(S.Montgomery)と#49(B.Mingo)は共に1巡上位指名が有力な選手)
 

ポジション:Offensive Tackle/Guard
大学:Georgia
生年月日:1989年9月18日

身長:196センチ
体重:156キロ
リーチ:92センチ
40ヤード走:5.15 
ベンチプレス:31回
3コーンドリル:8.13

【略歴】
ジョージア州Riverdale出身の22歳。地元の高校でOTとして活躍,オールアメリカンなど多くの賞を受賞する。リクルートでも多くの強豪校から声が掛かるが,地元のGeorgia大学に進学。

大学では,初年度からTrue Freshmanとして13試合に出場,うち10試合に先発出場(LGとして7試合,RGとして3試合)し,Freshmanのオールアメリカン,SECのオールフレッシュマンメンバーに選出される。
2年目には,プレシーズンで活躍し先発の地位を不動なものとする。この年,全試合に先発出場(LGとして8試合,LTとして4試合,RGとして1試合),3年生となった翌年も全試合に先発出場(LGとして全試合)し,PFWのオールアメリカン,オールSECメンバーに選出される。
4年生となり,オフェンスキャプテンの一人に選出,LTにコンバートされ全試合出場し,APのオールアメリカンの3rdメンバー&オールSECメンバーのファーストチームに選出される。
なお,Glennの通算50試合の先発出場はGeorgia大のタイ記録である。

【プレースタイル】
恵まれたサイズとパワー,それに似合わぬ機敏さのコンビネーションで守備を圧倒する。ランでは,プルアウトなども出来る機動力に富み,パスでは長いリーチ,パンチ力を活かしたパスプロが可能。

【Strength】
・プロでもLTをこなせる体のサイズ,リーチも非常に長い。
・大きなサイズながら,驚くほど動きが機敏で足も速い。
・動きが非常に滑らかで,Mirror Blockが可能。
・長いリーチを活かしてのブロックで相手をコントロールできる。
・上体のパワーが素晴らしく,軽量のDLであれば,パンチ力で吹っ飛ばすことも出来る。
・ハイレベルな守備選手相手でもパンケーキブロック(アオ天)が可能で,過去にはN.Fairleyをパンケーキブロックするなど完璧にコントロールした試合があった。
・機動力があり,ランブロックが秀逸。プルアウトしてのブロックも得意でルート取りも素晴らしい。
・ランブロックにおいて,一列目へのブロック後,パワー,スピードを落とさずに二列目のブロックをすることが出来る。
・ボディコントロールが素晴らしい。

【Weekness】
・一歩目のスピードにかける。
・スピードラッシャーへの対応に難がある。アウトサイドからのラッシュにはリーチの長さ,パンチ力で対応可能だが,インサイドラッシュには脆さを見せることが多い。
・LBのブリッツに対する対応は課題
・LTをこなすほどの運動能力,特にフットワークがあるかどうかについては疑問がある。
・ランブロックにおいては,腰高気味になったり,一歩目が遅れるなど,怠慢なプレーが見られることがある。
・プレーにややムラがある。
・問題児では無いが,プレー,練習態度が熱心でない一面が見られ,1巡確実と言われながら2巡までスリップした要因と言われている。
・太りやすい体質,プロ意識に欠けるという精神面から,一番の課題はウエイトコントロール。

【指名評価】
AABBSS

◆ポジションニーズ A
珍しく,B.ニックスが「絶対に補強するのはOT(LT),1巡目で指名できない場合は2巡目で指名する。」と言及するほどのウルトラスーパーメガンテ級のニーズポジションだったのがLTでした。
個人的には,2年目を迎えるC.HairstonにLTを任せてみても良いかなとは思っていたのですが,やはり,チームをプレーオフコンテンダーにするには,エリートレベルの選手が欲しいというのが本音でした。
やや「LT向きでは無い。」という声が気になりますが,今年のドラフトではM.Kalil以外にナチュラルLTは居なさそうなので,その可能性が次に高いGlenn指名をニーズに合った指名として評価しない理由は無いです。

◆ピックバリュー A
ESPNアナリストのJ.Grudenが「まさかGlennが1巡指名を受けなかったとは」と驚きの声を上げるなど,多くのアナリストが1巡指名が当然の選手と評価していました。

そもそも1巡10位での指名やトレードダウンしての指名も健闘された選手です。おそらくチームは,OTとしてKalilの次に評価していたと思いますし,Glennを獲るために,2日目の初めにはトレードアップするとかの噂も流れました。2巡でも早い段階で消えると思っていただけに,Glennを2巡で獲れたというのは,非常にラッキーな”Steal”レベルに近いバリューピックだと思います。
ちなみに,ドラフト前のDraft Boardについて,M.Mayockは25位,T.McShayは25位,M.Kiperは14位にあげていました。

◆戦略へのフィット B
Bufのオフェンススキームと言えば,パスにおけるFitzのクイックヒットパスが特徴。そのため,OTには高度なパスプロ技術は必要ないと言われています。そういう意味では,特にアウトサイドからのラッシュに対し,長いリーチやパンチ力でラッシュを遠ざけることが出来るGlennのプレーは現時点でもフィットしそうで,LT起用の障害になると言われているフットワークスピードの遅さというのも気にならないでしょう。また,スクリーンパスを多用するチームですので,Glennの機動力は非常に魅力です。

ただ,それらの戦略が昨シーズン中盤から機能せず,後半はプレーアクションなど時間を要するプレーも多くなりました。仮に,そのようなプレーを今季,多用するのであれば,やはりLTのパスプロ能力は必要でしょう。
フィットするか否かの評価に関しては,今季,チームがどのようなパッシングアタックを展開するか,またGlennがLTとして,そのプレーに対応できるのかによって変わってくるでしょうか。そういう意味では,昨年までのクイックヒットを今年も展開するようであれば,現時点でもフィット度合いは高そうですが,オーソドックスなパスアタックを展開するようであれば,やや不透明です。

一方のランですが,こちらのフィット度合いは現時点でも非常に高そうです。Bufは,OLの機動力を活かしたアサイメントブロックスキームを多用するチームですし,ブロッカーを上手く利用してゲインするFreddieのラン攻撃が,チームのオフェンスの柱となっていますから,Glennは初年度から大いに貢献してくれるでしょう。

◆即戦力 B
ニックスは,ドラフト後の記者会見で「Glennをガードとしては見ていない。LTとしてプロでも高いパフォーマンスが出来ると評価している。」と語っていますので,少なくとも今季はLTとしての起用を前提とするのは間違いないでしょう。RG,RTには先発固定できる選手が居ますし,チームはGlennをLTとして大きく成長させたいビジョンを持っていますから,他のポジションで安易に起用することは無いと思います。
Glennが即,LTとして通用するというと微妙です。多くのメディア,アナリストはGlennのLTとしての可能性に疑問を呈していますし,まだまだ課題はありそうですから。 
 
ただ,OLユニット全体のデプスに厚みが出来たという意味では,即戦力であるのは間違いないでしょう。OT,OG両方にデプスが欲しいチームにとって,この4つのポジション全てでプレーが可能なGlennの加入は非常に大きいと思います。

現時点ではHairstonの評価も高く,一応のところ,キャンプ開始時は,彼がDepthの1番手になると思います。まずは,キャンプ,プレシーズンで彼との争いを制する必要があるでしょう。
個人的には,途中まではHairstonとローテ的な起用をされ,シーズン終了までに先発LTを奪取するという予想をしています。

◆将来性 S
Gilmoreと同様,最強リーグSECの強豪校で早くから試合に出場し経験も豊富ということから,既に完成された選手と思っていたのですが,「まだまだ伸びる余地アリ」という見方が多いです。これまでのGlennは,サイズ,パワー,運動能力に頼ったプレーが多く,技術面を伸ばせばもっと良い選手になるとの見方がされています。

Bufには,ここ2シーズンでワーストレベルをリーグベストの数字が残せるユニットに成長させたJ.D'Alessandrisという名コーチが居り,既にGlennと接触済みで良い関係を気づいているようですから,きっと素晴らしい選手に育ててくれると思います。

ただ,個人的にGlennの将来性で非常に意味のあるのは,やはり多くのポジションでの可能性があるということでしょう。
仮にLT起用が上手くいかなくても,他のポジションで起用することも可能。しかも,そちらの方が向いているという評価が多く,「LT挑戦がダメでも,最悪OGでなら一流選手になれる。」 という考え方が出来ます。まあ,さすがに「ダメ元」のLT起用ってことはないでしょうけど。
昨シーズン,RGはK.Urbik&C.Reinhart,RTはE.Pearsが良いプレーをしましたが,今季結果を残して敗目手認められるという感じの選手で,少なくともエリートレベルの選手ではありません。彼らがダメな場合に,Glennという選択肢があることはチームの将来的にも大きいです。

◆管理人の総合評価 S
今年のドラフトについて,個人的には「プライオリティだったLTについて,どの選手を,どの順位で,どのような方法で獲るか。」が大きく評価に影響すると思っていましたが,考えうる最高の結果となったと思います。
1巡10位での指名やトレードダウンしての1巡指名も考えていたGlennを,2巡で,(トレードアップでの)ピックを失うことなく,指名できたということは,私が考える中では最高の結果になりました。

仮に,Kalilをトレードアップして指名(実際にはMinはKalil指名で鉄板だったようですからトレードアップの余地は無かったでしょうけど)していたら,少なくとも2巡は失っていたでしょう。また,1巡で指名していた場合,それがトレードダウンした結果のものであっても,1巡レベルの選手をもう一人指名できたかは微妙で,少なくともGilmoreクラスの選手を獲れたことは無かったでしょうね。
また,2巡をトレードアップして指名していた場合,今回下位で指名した選手の一人は獲れていなかったと思います。
ニックスの「果報は寝て待て」戦術が,完全にハマった形です。

あとは,GlennがLTで成功すれば完璧です。これに関しては,ニックスをはじめとしたBufスカウトを完全に信頼しているので大丈夫だと信じています。また,候補選手への辛口採点で有名なNFLフィルムのG.Cosellが「Glennは,NFLでLTをプレー出来る。」とtweetしているのを信じたいと思います。
https://twitter.com/#!/gregcosell/status/196022803005313024

気になるのは,ドラフト会場に呼ばれながら,初日に指名が無く,フテて帰ってしまったという,精神面のひ弱さでしょうか。特に,ウエイトコントロールは気になりますね。この点については,チャンをはじめとしたコーチ陣の徹底的な指導に期待したいと思います。

若くて将来有望なOLユニットに,更に素晴らしい素材が加わりました。期待通りにGlennが成長してくれれば,この先10年近くは,安泰なユニットになると思います。
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